FX自動売買って、やってみたいけど、なんだか難しそう
やってもあんまり儲からないんでしょ?
それになんだか危なそう!
という方に向けて、
FX自動売買システムの「ループイフダン」で、毎月平均2万円の収益を上げているもぱんが、
私自身が行っているループイフダンの設定と注意点を解説します。
今回は、豪ドル(AUD)/ニュージーランドドル(NZD)の設定についてです。
「ループイフダンとは?」「ループイフダンの注意点とリスク」について、知りたい方は先に下記を読んでください。
参考記事:ループイフダンで不労所得!メリット、リスク・注意点を解説
豪ドル(AUD)/ニュージーランドドル(NZD)の設定
もぱんが設定しているAUD/NZDについて、解説します。
なぜAUD/NZDの通貨ペアを選択しているか、というと、
他の通貨ペアに比べて、圧倒的にレンジ相場が続いているからです。
先に結論から、私の設定をお出ししておきます。
目安必要資金:25万程度
B80、2ロット、ポジション数15、損切りなし
S80、2ロット、ポジション数15、損切りなし
想定レンジ幅と目安必要資金
ではまず、想定するレンジ幅から説明します。
直近14年間は、上1.35、下1.00でレンジ幅0.35(3500pips)となります。
ただ、これを直近7年間でみてみると、上1.13、下1.00でレンジ幅0.13(1300pips)です。
レンジ幅が3倍も違ってくるので、とりあえずはこの直近7年間のレンジ幅を、想定レンジ幅としています。
次に、必要な目安資金についてみてみます。
ループイフダンHPより引用
想定レンジ1000pipsの行をみます。
設定値幅が小さすぎると利確はたくさんでますが、必要資金が大きくなりすぎます。設定値幅が大きすぎると、あまり利益がでないので、
中間の40pipsか、80pipsがよいと思います。
当初は、40pipsでやってたんですが、後述する両建てにすると、マイナススワップが結構貯まってきてしまったので、
最近は80pipsで、ポジションの価格を40pipsずらしたところで2つオーダーしています。
つまり、1.050で40pips・1ロットでオーダーではなく、
1.050で80pips・1ロット、1.054で80pips・1ロットをオーダーする、ということです。
どちらのオーダーも必要な目安資金は20万円ちょっとと同じです。
この方が、マイナススワップをため込むことが無くなります。
もし、3ロットオーダーするなら、各ロットは80/3≒26~27pipsずつずらすと、細かい値動きをとりこぼさずに済みます。
ポジション数は、目安表をみてみると、想定レンジ1000pipsで設定値幅80pipsだと、ポジション数13となっています。
想定レンジ幅を1300pipsにするなら、ポジションを2か3足せば、1000pips+80×2~3=1160~1240pipsくらいでちょうど良くなりますね。
損切りは、基本的になしを選んでいます。
なぜかというと、想定レンジ幅より外れた値動きになった場合は、自動売買システムのオーダーをストップさせて、また想定レンジ幅内に戻ってきたときに再稼働させるからです。
その間は、ロスカットされないように、必要があれば、口座資金を追加も検討します。
ロスカットされずに戻ってくれば、ちゃんと利益が出せます。
強制ロスカットが怖い方は、損切ありでもいいと思います。
買い方向か、売り方向か
2021/4/30時点で、AUD/NZDのスワップポイント(10,000通貨単位)は、買い-3、売り0です。
スワップポイントだけ考えると、想定レンジ幅の中央値(1.065)より上なら売りから始めた方がよいですね。
想定レンジ幅の中央値より下ならば、
想定レンジ幅の中央値より上に値がいくのを待って売りを始めるか、
マイナススワップは覚悟で買いから始めるか、ですね。
2021/4/30時点では、1.073=想定レンジ幅の中央値(1.065)より上なので、プラススワップの売りから始めれば大丈夫ですね!
個人的には、AUD/NZDが狭い範囲でのレンジ相場が続いているため、両建てを行っています。
「両建て」とは、買いも売りも同じようにオーダーを入れることです。
・想定レンジ幅内であれば、値が上昇しても下落しても利益が出る
(通常は、一方向のみでしか利益がでないので、単純に2倍の利益)
・証拠金が少なくて済む
(買いのみ、売りのみのポジションより、両建てのポジションの方が少ない。
保有数量の大きいポジション分のみ取引証拠金が必要となるだけ。 )
【両建てのデメリット】
・値が上昇しても下落しても、常に含み損を抱える
はじめから両建てに挑戦すると、よく分からなくなる可能性があるので、
初心者が始めるなら、まずどちらか一方向で始める方がよいと思います。
慣れてきたら、両建てもいいですよ。
現在の私のAUD/NZDの設定をまとめると、
目安必要資金:25万程度
B80、2ロット、ポジション数15、損切りなし
S80、2ロット、ポジション数15、損切りなし
BUYやSELLの中での各ロットは0.04(40pips)ずつずらしてオーダーしています。
ループイフダンのリスク・注意点
ループイフダンで、最終的に損となってしまわないようにするためには、いくつか注意点があります。
常に含み損が発生する
買い方向(B)の場合、値が下がれば、買ってポジションを持ち続け、その間は含み損になります。
しかし、また値が上がってくれば、買ったときより高く売れます。
想定レンジ幅内であれば、収益の種を蒔いている、と考えれば、精神的にもラクになります。
FX自動売買は、設定している方向と逆の相場が続くことも多いので、短期で考えるのではなく、長期的な視点で運用するべきです。
値が想定レンジ幅から外れてしまいそうな時は、自動売買システムのオーダーを停止させます。
そして、またレンジ幅内に入ってきたら、オーダーして自動売買システムを稼働させます。
または、想定レンジ幅と必要資金を見直すか、ですね。
強制ロスカットされる可能性がある
FXで注文が約定されると、「取引証拠金」というものを証券会社が確保してきます。
預かり評価残高がこれを下回ると、強制的にすべてのポジションが決済されるロスカットが発生します。
そうすると、一文無しになってしまいます。
そうならないようにするためには、
・口座維持率に余裕を持たせる
ことが必要です。
「口座維持率」とは、預かり評価残高÷ロスカット値、のことです。
預かり評価残高=口座資産+評価損益です。
上図では、預かり評価残高(175.7343万円)÷ロスカット値(13.81万円)=口座維持率(1272.51%)
となります。
個人的には、暴騰・暴落に備えて、口座維持率を最低でも1000%、余裕をもって1500%程度にするように心がけています。
ループイフダンで損しないために、最も重要なことは、リスク管理です。
欲張りすぎて、自分の資金に対して、想定レンジ幅を大きくとりすぎない、取引値幅を小さくしすぎないことが大切です。
豪ドル/NZドルのおすすめ設定 まとめ
AUD/NZDの設定
想定レンジ幅の中央値(1.065)より上なら売りで開始
慣れてきたら、両建て
値幅は80pipsで、各ロットは(80÷ロット数)pipsずつずらす
(2ロットなら40pips、3ロットなら26-27pips、4ロットなら20pipsずつ)
ループイフダンで損しないための注意点
・口座維持率を最低でも1000%、余裕をもって1500%にする
いきなり本番の取引をするのが不安な人は、デモ口座で取引の練習ができます。
そちらで慣れて感覚がつかめてきたら、本番の口座で取引するといいですよ。
私も初めは、デモ口座で感覚をつかんでから始めました。
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各通貨ペアの設定については、下記参照ください。
私のループイフダン運用実績報告については、下記参照ください。
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