近年、急成長を遂げているアメリカの新興株式市場「NASDAQ」
その上位100社からなる株価指数が「NASDAQ100」です。
今回は、NASDAQ100への投資はどれがよいのか?
投資信託・ETFを徹底比較しちゃいます!
結論から言うと、個人的には
各投資信託の比較
6つの投資信託の比較
2021年4月8日時点。運用会社の交付目論見書やモーニングスターHP等を基に作成
※信託報酬の「実質」は、運用していく中でかかった隠れコスト込みの値です。他のファンドは、設定してまだ1年経過していないので、実質の値が分かりませんが、少し高くなることが多いです。
コストの安さなら、eMAXIS NASDAQ100 インデックス
信託報酬だけをみると、eMAXISもNZAM・ベータも同点にみえますが、eMAXISには純資産総額が増えると、より信託報酬を下げるシステムを採用しています。
したがって、コストの安さでいえば、eMAXIS NASDAQ100 インデックスが最安値と言えます。
純資産額は、iFree系が多い
iFree NEXTとレバレッジは、運用期間が2年以上と他に比べて長いため、純資産額も多くなっています。
しかしながら、eMAXISはわずか2か月で既に70億円を突破しています!
かなりの人気ぶりが伺え、このペースでいけば、iFreeと同じ運用期間になれば、純資産額は圧倒的に多くなっている可能性が高いです。
1年のトータルリターンでみれば、iFreeレバレッジがよいが・・・
2021年4月8日時点。運用会社の交付目論見書やモーニングスターHP等を基に作成
直近1年のコストを差し引いたトータルリターンは、iFreeレバレッジが最も良いようです。
しかし、全投資信託のデータが出揃っている直近1か月では、レバレッジをかけている2つは、むしろマイナスになっています。
これは、直近3か月をみると、一旦下がってから上がっているためです。下図参照。
レバレッジをかけると、上がるときはもちろんいいですが、下がるときもより大きく下がってしまうので、上昇下落を繰り返しすぎると、思ったようにリターンが上がらなくなります。
要は、レバレッジはリスク(振れ幅)が大きいで、個人的には、レバレッジなしを推奨します。
次に、iFreeNEXTとNZAM・ベータを見てください。
1年データでは、コストを差し引いたトータルリターンに2%以上の差が出ています。
これは、すなわち純資産額の差が表れています。
あまりにも純資産額が少ない(50億未満)だと、ベンチマークに沿った運用ができなくなり、成績が悪くなるのです。
投資信託ならeMAXIS NASDAQ100 インデックスがよさそう!
ここまでみてきた結果をまとめます。
そもそもレバレッジは、リスクが高いため、除外します。そして、
・コストが最安値
・運用期間が短く、短期間の実績しかないが、純資産額の増加スピードはすさまじい
→今後、長期間の成績は、ベンチマークと同等を維持できると考えられる
投資信託とETFの比較
比較するETF(上場投資信託)は、人気の高い米国ETFのインベスコQQQと国内ETFです。
投資信託の方は、一番おすすめのeMAXISにします。
トータルリターンの比較は、一番運用期間が長い投資信託のiFreeNEXTにしておきます。
2021年4月9日時点。運用会社の交付目論見書やモーニングスターHP等を基に作成
QQQとNASDAQ-100ETFの10年年率リターンに3%ほど差があるようにみえますが、これは為替の影響です。
2011年 1ドル=84円、2021年 1ドル=108円なので、実質のリターンにほぼ差はありません。
・運用歴が長く圧倒的な純資産額を誇る
・コストを差し引いたトータルリターンは、3か月では劣るが1年では優れている
【QQQ デメリット】
・1回あたりの購入額が大きくなる
・積み立て投資ができない(SBI証券を除く)
・10年運用のNASDAQ-100ETFをみると、バラツキはあるが、リターンはQQQと大差ないか
・MAXISナスダック100がコストが最安で、eMAXIS NASDAQ100インデックスとほぼ同等
【国内ETF デメリット】
・1回あたりの購入額が大きくなる
・積み立て投資ができない(SBI証券でも不可)
ETFとの比較でもeMAXIS NASDAQ100 インデックスがおすすめ
NASDAQ100とは?
「NASDAQ100」とは、アメリカの新興株式市場「NASDAQ」に上場している時価総額上位100社(金融を除く)からなる株価指数です。
NASDAQ市場の時価総額の約7割を占めます。
NASDAQ100構成銘柄・業種
上記を見てもらえばわかる通り、NASDAQ100は、ざっくりいうとIT関連企業が多い、というイメージです。
驚異のパフォーマンス
「大和アセットマネジメント」より引用
米国の代表的な株価指数である「S&P500」と比較すると、パフォーマンスに約3倍の開きがあります。
特に、リーマンショック以降は顕著ですね。
「S&P500」へのインデックス投資は、ここ30年では最適解の1つと言われていますが、それを圧倒的に凌ぐパフォーマンスです。
これは、「GAFAM」と呼ばれるIT企業のビック5「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」「Microsoft」の伸びが半端ない影響なんですが、
NASDAQ100は、S&P500よりもその恩恵を受けている結果ですね。
まさに、飛ぶ鳥を落とす勢い!
これを見ると、誰でも投資したくなっちゃいますよね。もぱんは、したくなりました(笑)
結論:eMAXIS NASDAQ100インデックスがおすすめ
・2か月で70億円と純資産額の伸びがスゴイ
・100円から少額積み立て投資が可能で、ドルコスト平均を狙える、面倒さがない
上記3つの理由により、eMAXIS NASDAQ100インデックスをおすすめします!
ただ、次点として、下記の理由により、インベスコQQQもよいと思います。
・18兆という圧倒的な純資産額
・コストを差し引いたトータルリターンも良好
・SBI証券なら積み立て投資が可能
この辺りは、好みというか考え方次第だと思います。
みなさんも、まだまだ成長が期待できそうなNASDAQ100に投資してみよう!
証券口座を開くなら、SBI証券がオススメ!!
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私ももちろん使っています!
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開設は無料なので、投資をするならとりあえず開設しないと損です!
成功できる人は、すぐに行動に移せる人ですよ。
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