【おすすめ投資信託は?】国内株式アクティブファンド【徹底比較】

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インデックスファンドよりも上回る利益を追求するアクティブファンド

今回はその中でも国内株式のカテゴリーで、TOPIXを上回る成績を出しているファンドを比較し、

どれがいいのか、解説していこうと思います。

インデックスだけじゃつまらないし、よりハイリターンを狙ってアクティブファンドに投資したい

という方、必見です。

結論から言うと、
・マネックス・日本成長株ファンド
・ひふみ
・厳選ジャパン

のどれかがおすすめです!

どんな投資信託を選ぶべきか、基準が分からない人は先に下の記事を読んでください。

参考記事:長期積み立て投資で買うべき投資信託の基準とは?

本記事では、2021年4月22日時点でのデータを各ファンドの目論見書、運用報告書、モーニングスターHPから参照しています。

※2021/5/9追記:おすすめから「新成長株ファンド」と「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」を削除しました。
前者の償還日が2024年4月25日と残り3年、後者の償還日が2028年3月27日と残り7年の運用期間しかないことが判明し、長期運用に適さないためです。

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本記事で紹介する国内株式アクティブファンドの一覧

上から純資産額が大きい順に並べています。

赤線より上が100億以上、下が100億未満です。

10年以上運用していて、100億未満はちょっと少ないですね。

次に、リターンとシャープレシオです。

投資家の最終的な利益は、リターンからコストを引いたものですので、中央の列を参照しましょう。

一覧表だと見にくいので、次の相関図をみてください。

本記事で紹介する国内株式アクティブファンドのリターン・シャープレシオの相関図

本記事で紹介する国内株式アクティブファンドのリターンとシャープレシオの相関図です。

2021年4月22日時点での3年、5年、10年のパフォーマンスを表しています。

縦軸の年率リターンは、コストを引いた年率リターンを示しています。

図の見方は、カンタンにいうと、

右上にいくほどリターンが高く効率的な運用ができているファンド
・左下にいくほどリターンが低く、効率的な運用ができていないファンド

という意味になります。

各ファンドの概要

ひふみ投信・ひふみプラス

国内の中小株の比率が高く、市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資するファンド。

しかし、純資産総額の増加により、国内大型株や2017年からは海外株式にも投資を始め、2020年10月には海外株式比率約12%となりました。

ひふみ投信」は直販で、「ひふみプラス」は銀行や証券会社で購入できるものですが、中身は同じです。

直販口座の開設が不要で、証券会社で気軽に買える「ひふみプラス」の方が人気があって、純資産額も約3倍ほどありますね。

ひふみ全体でみると、他を圧倒する純資産額を誇っています。

ただ、「ひふみプラス」の方は2018年の6000億から比べると3/4に減ってきています。

また、有名な独立系ファンドです。

【独立系ファンドとは】
大手金融グループ系や事業会社グループ系の運用会社とは違い、完全な独立系運用会社として、親会社やグループの系列会社の方針や意向などに縛られることなく投資家を第一に考えた運用を行うファンドのこと。
組み入れ業種は、情報通信、電気機器、サービスが多いです。

さわかみファンド

日本で最古の「長期積み立て投資」に適した投資信託を目標とした独立系ファンドの先駆け的な存在。

1999年から開始され、20年以上の実績を持ちます。

90年代の投資信託といえば、割高な購入・運用手数料をふんだくり、数年ごとにコロコロと商品の買い替えを勧めることで、また手数料をがっぽりとって、金融機関は稼ぐ、という構造が当たり前でした。

自分たちが儲けることしか考えておらず、投資家の利益は二の次だったのです。

でも、本当に投資家のためになる投資信託は、購入手数料がゼロで、かつ長期積み立て投資を行うことで、複利効果を最大限に発揮し、資産を増やせるものだ、と澤上氏は分かっていました。

なので、そういうファンドを作ろう、ということで、日本で最初にそのファンドを作ったんです。

もぱんは、下記の本を読んで、その理念に感動し、投資への第一歩を踏み出しました。

直近10年のパフォーマンスは、他よりも良くなくてTOPIXと同等なのですが、

20年以上の実績と信頼があるためか、純資産額は減っていません

組み入れ業種は、機械、電気機器、化学が多いです。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド

高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待出来る日本企業の大型株に投資しています。

これらの企業は、海外に進出に成功することで世界経済の成長から恩恵を受けると期待することができます。

20銘柄程度に厳選投資を行い、中長期的な成長を目標とした積極的な運用で、長期保有が基本のファンド。

償還日が2028/03/27と、残り7年の運用期間しかありません。

10年以上の長期投資を考えている人には、不向きとなります。

組み入れ業種は、電気機器、化学、医薬品が多いです。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

国内株式のうち、経営者が実質的に主要な株主である「オーナー企業」の株式に投資しています。

かつ、企業の成長性・収益性に比較して割安であると判断される小型成長株を選別されています。

他のファンド違い、償還日が2030/1/18と決められており、残り9年しか運用されません。

こちらも10年以上の長期投資を考えている人には、不向きとなります。

組み入れ業種は、サービス、小売、情報通信が多いです。

結い2101

国内株式で、投資家の長期的な資産形成と社会の持続的発展に貢献できる企業を対象として、長期的に分散投資しています。

市場価値が割安であると考えられる小型成長株を選別されています。

こちらも独立系ファンドです。

組み入れ業種は、サービス、機械、化学が多いです。

新成長株ファンド

高い成長余力を有しているものの、本来の実力を発揮できなかった企業」の中から、経営者の理念・ビジネス展望、ビジネスモデル等を勘案し、経営上の課題・困難克服のための取り組み状況と実現性を調査、分析して投資銘柄を厳選しています。

主に国内小型成長株に投資しています。

2018年に956億円あった純資産額は、1/3程度に減少しています。

後述するジェイリバイブと異なり、直近3年間のパフォーマンスも良好です。

しかし、償還日が2024年4月25日と、残り3年の運用期間しかないため、流出に転じているのではないかと思います。

こちらも10年以上の長期投資を考えている人には、不向きです。

組み入れ業種は、サービス、情報通信が多いです。

三井住友・中小型株ファンド

国内中小型株に投資し、信託財産の成長を目指して運用を行っています。

徹底した個別銘柄の企業調査・分析による業績予想と、個別銘柄ごとのリスク評価からもとめた企業価値をもとに目標株価水準を算出し、組入銘柄を選定されています。

組み入れ業種は、サービス、情報通信が多いです。

SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブ

国内中小型株の中から、株価が下落するも財務安定性に優れ、業績も安定しており、経済社会に貢献すると考えられる株式に厳選、投資しています。

2018年初めに325億円あった純資産額は、年々減少しています!

というのも、直近10年でのパフォーマンスは今回紹介する中で1位ですが、直近3年のコストを引いた年率リターンは、0.04%と不調だからです。

組み入れ業種は、サービス、情報通信、電気機器が多いです。

マネックス・日本成長株ファンド

インターネットの各種インフラを構築する企業等、インターネット関連企業の株式(小型成長株)を中心に投資を行います。

また、純資産総額の30%の範囲内で外貨建資産への投資を行うことがあります。

組み入れ業種は、情報通信、サービスが多いです。

20年と長期に運用している割に、純資産額が50億程度と少ない理由は、おそらく、マネックス証券でしか購入できないから?

と思いましたが、それなら独立系ファンドも、そこでしか買えないので、理由にならないか。

インターネット関連に業種を絞りすぎている部分が、ある程度分散投資したい層から避けられているのかもしれません。

厳選ジャパン

今後高い利益成長が期待できる20銘柄程度に厳選し投資を行っています。

銘柄選定にあたっては、優れた経営者の質・ビジョン、新しいビジネスモデルや付加価値の高い商品等から企業価値の増大が期待できる企業に着目しています。

組み入れ業種は、情報通信、サービスが多いです。

おすすめファンドは?

マネックス・日本成長株ファンド 、新成長株ファンド

相関図において、直近3年間で右上に位置するもの

・厳選ジャパン
・東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
・マネックス・日本成長株ファンド
・スパークス・新・国際優良日本株ファンド
・新成長株ファンド

直近5年間で右上に位置するもの

・東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
・マネックス・日本成長株ファンド
・新成長株ファンド
・スパークス・新・国際優良日本株ファンド
・三井住友・中小型株ファンド
・ひふみ

直近10年間で右上に位置するもの

・SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブ
・マネックス・日本成長株ファンド
・新成長株ファンド
・三井住友・中小型株ファンド
・ひふみ
・スパークス・新・国際優良日本株ファンド

直近3、5、10年間すべてで右上に位置しているのは、

・マネックス・日本成長株ファンド 

ですね。短期でみても、長期でみても安定したパフォーマンスを発揮できているので、買って損はないでしょう!

但し、マネックスは純資産額が少ない点は気になります。

新成長株ファンドスパークスもすべての期間において、右上に位置しますが、残り3年、7年の運用期間しかないことを考えると、長期運用に適さないため、おすすめから外しました。

ひふみ

純資産額の多さを加味するなら、多少パフォーマンスは落ちますが、ひふみがよいでしょう!

純資産が一時期より減少しているとはいえ、いまだに人気も高いファンドです。

個人的に、もぱんはひふみを購入しています。

厳選ジャパン

また、運用期間は3年と短いですが、最近勢いがあるのは、厳選ジャパンです!

年率25%越えはかなりの好成績です!

ただ、こちらもスパークス同様、約20銘柄のみの集中投資であることは注意すべき点です。

その他

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンも、直近5年間で年率25%越えですが、

残り9年しか投資できず、長期投資できないので、マイナスですね。

直近10年でパフォーマンス1位のジェイリバイブは、直近3年のパフォーマンスがほぼ0%なので、ちょっと様子見たい状態ですね。

国内株式アクティブ元祖といえるさわかみは、TOPIXと同等でやや苦戦しています。

まとめ

国内株式アクティブファンドについて、おすすめをまとめます。

・短期、長期ともに安定した高いパフォーマンスを重視するなら
→マネックス・日本成長株ファンド

・純資産額の多さ
パフォーマンスを重視するなら
→ひふみ
直近3年間で勢いのあるパフォーマンスを重視するなら
→厳選ジャパン

皆さんだったら、どれを重視して選びますか?

 

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この記事を書いた人

耳鼻科医。過労による休職をきっかけに投資や副業を開始。投資やブログ運営について発信。医療系ライターとしても活動中。著書に『現役医師が教えるココナラ/note副業術: 3か月で50万円稼いだコンテンツ販売の極意を全公開』がある。

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