この記事は、医師でこれから副業ブログやっていこうかなぁと考えている方、必見です。
個人ブログのジャンル選定では、
- 自分の強みが生かせる
- リサーチが不要(既にリサーチ済み)
- 自分の興味があって、リサーチが苦でない
- 競合が少ない方がいい
といった条件が語られることが多いと思います。
すると、医師ならば、上記を全て満たすものとして、
自分の専門性を生かせる「健康・医学」のテーマがいいじゃないか!
と、誰しも思うはずです。
でも、ちょっと待ってください。
「健康・医学」のテーマは、YMYLというGoogle検索で上位表示されにくいテーマであることはご存じですか?
この記事では、
医師個人がYMYLど真ん中の健康・医学テーマで副業ブログの収益化は可能なのか?
について、考察します。
結論から言うと、
医学の専門家である医師ですらYMYLど真ん中の健康・医学テーマで副業ブログの収益化は厳しいと言わざるを得ないです。
YMYLとは
YMYLというのは、Your Money or Your Lifeの略です。
その意味するところは、人々の将来の幸福、健康、経済的安定、安全に潜在的に重大な影響を与えうるページやトピックのことです。
YMYLに該当するジャンルには、
- ニュース・重大イベント(ビジネス、政策、科学、科学技術などの)
- 政治、選挙、法律、公的機関、社会サービス
- 金融:投資、税金、退職後の計画、銀行、保険
- ショッピング:ネットショッピング、ネットバンキング
- 健康・医療:病気、医薬品、症状
- 人種、民族、国籍、宗教、障害、ジェンダー
- フィットネス、栄養、住居情報、大学の選択、就職
があります。
なぜYMYLが重視されるのか、という理由について
そもそもGoogle検索では、ネット上の膨大な数の情報の中から、正確かつ信ぴょう性の高いものを、ユーザーに提供したいと考えています。
もし偽の、嘘の情報をユーザーに提供してしまえば、
なんだこの検索エンジン、使えねぇじゃん!!
となって、誰もGoogleを使わなくなってしまうからです。
特に、人生に重大な影響を与えるお金や健康などの分野は、より一層厳しい評価基準を設けています。
そして、それをクリアしたサイトだけが検索上位に表示されるようになっています。
YMYLでは、E-A-Tが重視されている
サイトの品質評価において、E-A-Tというものが重要視されています。
E-A-Tとは、
- Expertise:専門性
- Authoritativeness:権威性
- Trustworthiness:信頼性
の頭文字を並べて言っています。
それぞれをどう評価するか、は2019年のGoogleの報告書「How Google Fights Disinformation」にかかれています。
専門性
そのサイトやコンテンツが
- 特定の分野に精通した知識・情報を提供しているか
- 特定の分野に特化したサイトになっているか
を表す指標です。
ブログでいえば、雑記ブログ<特化ブログ の方が専門性が高いということになります。
権威性
権威性は、情報を発信している人や企業、団体が優れているとみなされているか、という指標です。
ここでいう「権威」とは、
- 国家資格を持っている とか、
- 大学教授という肩書を持っている
とは若干違います(これはどちらかというと信頼性の方かも)。
そのサイトに権威性があるかどうかは、そのサイトにリンクを貼っている外部サイトが権威を持っているかどうかで決まります。
健康・医学系のサイトでいえば、
- 大学や病院などの医療機関
- 学会
- 有名製薬会社
- 大手マスコミ
- 政府、公的機関
などのサイトからリンクを貼ってもらっている(被リンクされている)場合、権威性が高いという評価になります。
もちろん、上記のサイトは、最初から権威性がある、とみなされているわけです。
信頼性
信頼性は、そこに掲載されている情報をユーザーが信頼できるかどうか、を示す指標です。
- コンテンツを作成しているのかは、誰なのかという情報
- 取り扱っている内容が、新鮮かどうか
が求められています。
著者名や会社名がわかれば、ユーザーは「この人の情報なら有益だろう」と判断できるためです。
よって、ライターの情報やサイトを運営している人物・企業の情報を載せることが重要です。
有国家資格者や大学教授が監修・執筆している、というのは信頼性を高める情報だと思います。
また、匿名か実名かでいえば、明らかに実名を晒している方が信頼できますよね。
企業の場合は、会社名はもちろん、所在地や連絡先も開示しておく方が信頼性が高くなります。
例えば、どこにあるかよく分からない、連絡もつかないような怪しい企業からモノを買おうとは誰も思いませんもんね。
そして、取り扱っている情報が古いと役に立たないケースがあるため、新しい情報や頻繁に更新されているほど信頼性は高まります。
権威性と信頼性は、似通っています。
YMYLは、ユーザーの人生に重大な影響を及ぼす情報であるため、何よりも「正確」であることが重要です。
そのため、身元がしっかりとした機関・人物、すなわち、権威性と信頼性がある機関・人物が情報を提供している必要があるのです。
Googleの健康アップデート
2017年12月に、Googleによる「健康アップデート」というものが行われました。
医療や健康に関連する検索結果の改善について
2017年12月6日水曜日
Google では、今週、日本語検索におけるページの評価方法をアップデートしました。
この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。
本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。
Google ウェブマスター向け公式ブログ「医療や健康に関連する検索結果の改善について」より引用
このアップデートでは、前述のE-A-Tをより重視するようになっています。
そして、このアップデートの発端の1つと考えられる事件が、DeNAのまとめサイト「welq」の事件です。
「welq」の記事には、まともな医療監修やライターがついておらず、
- 肩こりの原因は守護霊
- 風邪には家系ラーメンが効く
- 吉野家のご飯にはアレルギー物質
などといった、科学的に根拠のないデタラメな記事が量産され、しかも上位表示されていました。
その後、「welq」は社会的批判にさらされ、自主閉鎖しましたが、他にも同様に問題のあるサイトが多くありました。
そういった問題サイトをみかねて、「健康アップデート」が行われました。
すると、そういった問題サイトは、一斉に吹き飛び、検索上位から外れたのです。
そりゃ、医学の素人が書いた信ぴょう性のない記事が飛ばされてもしょうがないよね!
その点、医師をはじめとする医療系の有国家資格者が、しっかりと信頼性のある論文や研究を引用して書いたものは大丈夫でしょ?
と、YMYLについて聞いた時には思いました。
しかし、調べてみると、真面目に正確な医療情報を提供していた、有国家資格者の医療系個人ブログの順位も軒並み下がったようです。
そして、その後も以前のような順位には戻っていないようです。
健康系のテーマで収益を上げていたブロガーやアフィリエイターも軒並み収益が落ちた
というのも、ググると結構たくさんでてきます。
医師ですらYMYLど真ん中の健康・医学テーマで副業ブログの収益化は厳しい
ここまでみてきた、YMYL、E-A-T、健康アップデートのことを考えると、
医師ですらYMYLど真ん中の健康・医学テーマで副業ブログの収益化は厳しいと言わざるを得ません。
その理由をE-A-Tを中心に考えていきたいと思います。
専門性は、高められる
医師としての専門性があるため、特定の分野に精通した知識・情報を提供は可能です。
サイトは、雑記じゃなくて特化サイトにすればいいので、これは可能です。
圧倒的に権威性が足りない
権威性とは、医療機関、公的機関、学会などの権威のある団体のサイトからどれだけ被リンクをもらっているか、でしたね。
医師個人のブログのリンクを貼ってくれる病院や学会なんて、そうそうありませんよね。
その時点で、権威性は絶望的です。検索で上位表示されることはないでしょう。
ここで、どうやったら医師個人ブログで権威のあるサイトから被リンクがもらえるか考えてみたいと思います。
まず、実名は絶対ですよね。
かつ、医師としても有名で実力があり、特定の分野で業績を上げている必要があるでしょう。
その上で、その分野に特化したサイトを作り、研究成果や業績を発表。
また、一般向けにも分かりやすくかみ砕いて説明するコンテンツも作る。
そうすると、この分野の一般向けの説明は、●●先生のサイトがいいですよ、といった感じで病院や学会からリンクしてもらえるかもしれません。
・・・・
ぶっちゃけ、ここまで医師として名声も実力もあれば、個人ブログとかやらなくてよくね?
と思いました。
普通に、学会誌の総説を書いたり、全国公演して回ってることが多いし、それで結構な副収入になるはず。
あんまり、個人ブログをやるメリットがないような・・・
医師として別に有名でもなんでもないけど、自分の専門知識を生かして個人ブログで収益化狙ってみようかな、というコンセプトなのに、
考えていたら、いつの間にか医師の中で有名になってしまいました。
信頼性は、匿名だとダメ
信頼性を高めるには、身元を明かす必要があるため、匿名ではなく、実名でいかなければなりません。
また、医師免許があるのはいいですが、できればその他にも「肩書き」があった方がいいですよね。
○○専門医、○○学会理事、○○病院の部長、大学教授など
そうすると、権威性のところにもやっぱりかぶってきますよね。
健康アップデートの影響が強すぎる
「welq」のようなデタラメ記事ばかりのサイトではなく、
真面目に正確な医療情報を提供していた、有国家資格者の医療系個人ブログの順位も軒並み下がり、戻っていない
という事実です。
ググるとそういった声が多く聞こえてきます。
健康アップデート以降、じわじわと色んなワードを検索圏外に飛ばされ続け、とうとうブログの検索流入がほぼゼロになりました(´・ω・`)
国家資格を持つ薬剤師として名前も明かして根拠も示し、誤解や偏見を減らせるよう丁寧に表現を選んで書いてきたつもりでしたが、Googleとしては不要のようです🤔
— Fizz-DI@比較と使い分け-Yushi Kojima (@Fizz_DI) November 24, 2019
これは一例ですが、他にもたくさんありました。
正直、収益が4桁、がんばれば5桁ならいけるんだと思います。
が、健康・医学系で10万円以上稼いでるよ、っていうサイトは見つけられませんでした。
ABCオンラインでも相談してみました。
健康系でうまく収益化できてるブロガーさん?
聞いたことないなぁ
プロのブロガー界隈でも、YMYLど真ん中の健康・医学テーマで収益化できてる人はいないようです。
そうはいっても自分の強み・専門は医学なので、それで書きたいんですけど、やっぱりダメなんでしょうか?
それでやれるだけやってみなよ!って背中押してあげたい気持ちはあるけど、やっぱり勧められないな。
非YMYLテーマは、SEO×SNSで集客するけど、YMYLはSNSでの集客しかできない片手落ちになる。
その分、厳しい戦いになるのは間違いない。
わかりました。
じゃあ、育児、投資、医学の3本柱の雑記ブログでやってるので、医学は収益化は考えずに、単に有益な情報を発信する立場でやっていこうと思います。
うーん、サイト内にYMYLが入ってると、ほかの非YMYLが影響を受けて上位表示されにくくなるかも。
そうなんです!調べてみると、
YMYL コンテンツと 非 YMYL コンテンツを同じサイトで公開しないほうがいい。混ざっていると、Google の扱いが難しくなる。
とのことです。
これは、Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は、オフィスアワーでの発言です。
YMYLと非YMYLの記事を同じサイトに入れてしまうと、GoogleがこのサイトはYMYLなのかどうかの判断に迷ってしまうそうです。
結果として、非YMYL記事までYMYLに該当すると判断され、順位が落ちてしまう可能性があるのです。
対処法としては、ドメインの異なるサイトに完全に分けてしまうことになります。
今後、投資と医学の二大YMYLが入ってるのうちのブログは厳しいのかも、と悲観的になって、しょんぼり😣
確かにドメインパワーは0のままだし、ブログ読者もほぼTwitterからだからなぁ😢
ABCオンラインで爆上がりしたモチベが下がってしまった😥
SEOは医療者個人ブロガーには優しくないのね😭
— もぱん@投資×育児×耳鼻科医師ブロガー (@mopanmopan) May 10, 2021
本当に医学・健康系は上位表示されないの?当ブログの実例
当ブログの医療・医学カテゴリーの記事の検索順位結果(2021/5/31時点GRC使用)をお示しします。
みてもらうと、ほとんど100位圏外です。
「体験談」系は、上位表示されているものもあるので、「体験談」系ならまだ望みはあるかもしれません。
おそらく、病院や学会のWebサイトには、あまり載っていないからだと思います。
体験談は、個人ブログの強みの1つですよね。
また、Google Search Consoleの検索クエリをみても、
- 耳かき 癌
- 外耳道癌 pittsburgh分類
- 外耳道癌 ブログ
- 耳垢栓塞
- 耳垢栓塞 自分で取る
- 外リンパ瘻
- 厚生労働省 補装具
- 怒鳴り散らす 医者
で各表示回数1回のみです(全合計表示回数4412回中 2021/5/31時点)。
もちろん、表示順位は全く上位ではありません。
ちなみに、他のカテゴリー(投資やブログ・SNS運営)では、ちゃんと20位以内に入っているものが、そこそこあります。
100位以内でみれば、たくさんあるんです。
まだ、ブログ開始2カ月半時点ですが、既に医学・健康系とそれ以外のテーマで、SEO的に大きな差がついています。
医師の副業ブログの戦略
- 非YMYLのテーマで攻める
- YMYLでSEO(Google検索の上位表示を狙う)を考えず、SNSでの集客を狙う
- YMYLど真ん中にならないように、病気そのものではなく、医療業界の周辺テーマで攻める
非YMYLのテーマで攻める
これは、医師である強みを使わずに、全く関係ないテーマで、自分の他の強みや興味のある分野を選んでやっていく方向性です。
正直、一番無難な戦略であり、多くのブロガーがお勧めしているやり方になります。
プロのブロガーは、
収益化したいなら健康以外のテーマでいけ!
と盛んにアドバイス
それは、医師を始めとする医療系の有国家資格者にも同じ、ということわけです。
YMYLでSEO(Google検索の上位表示を狙う)を考えず、SNSでの集客を狙う
Google検索の上位表示は一切狙わずに、SNSでの集客のみを狙う戦略です。
SNS上で、「〇〇といえば、この人!」
という状態になれば、上位表示なんかされなくても、みんなブログを見に来てくれる、ということわけです。
ABC SPACE代表の一人、なかじさんは、こう言っています。
基本的にブログFIREでもYMYLは避けるべきだと考えています。
ブログFIREだとSEO以外からの収益をメインに考えていくんですけど、SEOを完全に捨てるわけじゃないので。
SEO経由の売り上げはハマれば大きな売り上げにつながるから、SEO経由の売り上げもある程度見込んでやっていきます。
SEO経由の売り上げを最初から全て捨てる意味はないです。
でもどうしても事情(誰にも負けない専門的な知識や経験がある)があってYMYLでやりたい人には、YMYLの選択肢もある、ってだけの話ですね。
(中略)
そういう人(誰にも負けない専門的な知識や経験がある人)は、
得意じゃないYMYL以外のジャンルを選んだときにSEO経由で狙える売り上げよりも、
SEOを捨ててでもYMYLを選ぶことで狙えるリターンが大きいって考えられるからです。
(中略)どっちがいいか正解はないです。ただSEOから離れることで、YMYLに取り組める可能性があるんだよ、って覚えておいてください。
要するに、SEOを捨ててSNS集客のみに絞れば、YMYLでも稼げる可能性があります。
ただそれは、SEOを捨ててでも、非YMYLよりも自分が得意なYMYLのテーマを選んだ方が、稼げると判断した場合、ですね。
なかなか難しい判断になりますよね。
非YMYLのテーマでは、SEOとSNSの両方で集客します。
一方、YMYLのテーマは、SNSでの集客しかできない片手落ちとなります。
どう考えても不利で、あえてイバラの道を進んでいくのか!?
それでも圧倒的に自分に強みがあるから、それで稼げる!と判断するのか!?
というところです。
そしてやるなら、
- 専門性を高めるために、特化サイト
- 権威性・信頼性を高めるために、実名公開、各種の肩書を身に付け、長期的に頻回の更新を行うブログ運営をしていく
ことが必要です。
その例でいくと、「外科医けいゆう」先生が運営するブログ「外科医の視点」が該当すると思います。
- 健康・医学テーマの特化サイト
- 実名公開
- 各種の専門医の肩書を公開
- 6冊の書籍を出版
- 各種メディアへの露出あり
- 5年間の長期運営
- ページ数は726(2021/5/12時点)
みてみると分かりますが、ここまでやれば、そりゃいけるだろうな、と思います。
ただ、その領域に達するには、並大抵の努力では到達できないのでは?
普通に医師としての本業をやりながら、だよ?
同じ努力をするなら、非YMYLテーマでやった方が遥かにリターンが大きいんじゃないか?って気もします。
けいゆう先生の、
世の中に間違った医療情報があふれて、それに騙される人が後を絶たない!それじゃ患者は救えない!診察室の外での啓蒙活動が必要だ!
という強い熱意がなせる業なんだと思います。
ちょっと副業ブログで稼いで、月々の足しになれば、いいかな?程度ではこなせません。
※2021/5/29追記
「SEOを捨ててでも、自分の得意なYMYLテーマの方がリターンが狙えるなら、SNS集客のみでYMYLもあり」
とおっしゃっていた「なかじさん」から、
医師個人が医学・健康テーマのブログで収益化できるかについて、マジレスを頂きました!
マジレスすると人脈が広いガチ医師の人は健康系でSEOもありかも?と思ってて、、、
開業医が知り合いにたくさんいたら病院からリンクもらいまくれば、多分SEOではそこそこ上がるしライバルもいないから普通に儲かると思う
誰にも言っちゃいけないよ…😌 https://t.co/Kxl2AvUv6G
— なかじ / 中島大介 (@ds_nakajima) May 28, 2021
確かに、知り合いの開業医の先生からクリニックHPの被リンクをたくさんもらえれば、権威性が高まり、SEOで上位表示は可能だと思います。
しかし、やはりその被リンクをたくさんもらうのは、かなり厳しいと思います。
クリニックのHPから、個人医師ブログのリンクを貼るためには、クリニック側にも何かしらのメリットが必要です。
正直、中途半端な医学ブログでは、リンク貼る価値はないですよね。
それこそ、外科医けいゆう先生レベルならリンクするメリットはあると思います。
でも、ただ「仲が良いから」だけではきっとリンクはもらえません。
私にも、お世話になった、仲の良い先輩医師がいて、開業していますが、そのHPにリンクは頼めないですね。
自分が開業している立場だったらと考えても、リンク貼ろうとは思いません。
そもそも、クリニックのHPに個人ブログのリンクが貼られているのを見たことがないですし。
「誰もやってないからこそ、それができれば儲かる!」
となかじさんはおっしゃりたいのでしょうが、やはり現実的には難しいと言わざるを得ませんね。
YMYLど真ん中にならないように、病気そのものではなく、医療業界の周辺テーマで攻める
病気、医薬品、症状などは、YMYLど真ん中に該当していまいます。
一方、
- 医師の転職、副業のおすすめ
- ○○の勉強に役立つ本
- 研修医が覚えておきたい心構え
みたいなテーマだったら、YMYLど真ん中には当たらないんじゃないでしょうか?
そういった、自分の医療業界の経験を生かせる「少しズラした」テーマなら、いけるんじゃないか、
と思っています。
医師個人がYMYLど真ん中の健康・医学テーマで副業ブログの収益化は可能?のまとめ
結論:医学の専門家である医師ですらYMYLど真ん中の健康・医学テーマで副業ブログの収益化は厳しい
その理由は、権威性・信頼性が高められず、検索で上位表示されないからです。
健康・医学テーマで稼ぐなら、「外科医けいゆう」先生のような、並々ならぬ努力が必要。
したがって、それ以外の医師の副業ブログの戦略としては、
- 非YMYLのテーマで攻める
- YMYLど真ん中にならないように、病気そのものではなく、医療業界の周辺テーマで攻める
ことになります。
私もABCオンラインでの相談後、色々調べた結果、YMYLど真ん中の健康・医学テーマは諦めて、上記2つの戦略でとりあえずいこうと思っています。
医師でこれから副業ブログやっていこうかなぁと考えている方の参考になれば幸いです。
医師が医療系記事を書くには、Webライターとして執筆するのがオススメです!
クラウドソーシングでは、適宜、医療系資格者のWebライターを募集していますので、
そこに応募するとよいでしょう!
私も実際に「クラウドワークス」や「ランサーズ」などで医療系Web記事の執筆の仕事を受注しています。
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