a 簡易モニターによるAHIは、終夜ポリソムノグラフィーによるAHIに比べて、小さく計測される可能性がある。
b 外科的治療として、Laser-assisted uvulopalatoplastyが推奨される。
c 植え込み型舌下神経電気刺激装置は、CPAP不応例かつBMI30以上の肥満症例に良い適応である。
d 成人におけるでSASの診断基準は、AHI≧10である。
e PSG波形において、気流センサーで10秒以上の呼吸停止があり、その間に呼吸努力がみられるものを閉塞性無呼吸と判定する。
正答)a e
a 簡易モニターでは、AHIの算出に「総睡眠時間」ではなく、「総記録時間」を使用するため、総記録時間の方が長くなり、AHIが過小評価されてしまう。
b 外科的治療として、Laser-assisted uvulopalatoplastyが推奨されていない。治療効果が乏しいどころか、瘢痕収縮による気導狭窄の恐れがある。
c 植え込み型舌下神経電気刺激装置は、CPAP不応例かつBMI30未満の肥満症例に良い適応である。
d 成人におけるでSASの診断基準は、AHI≧5である。
e PSG波形において、気流センサーで10秒以上の呼吸停止があり、その間に呼吸努力がみられるものを閉塞性無呼吸と判定する。
もぱん
「診療ガイドライン編」の講義では、SASの診療ガイドライン2020についても解説!
特に、2020年の記述で初出題され、分からない人が続出した「PSG波形の読み方」も徹底解説しています。
植え込み型舌下神経電気刺激装置など、本問題の各選択肢の項目についても解説!
ぜひご利用ください。
合格にグッと近づく!耳鼻科専門医試験 対策講座「2019~2021年診療ガイドライン編」 - 耳鼻科専門医試験対策コンテンツ - BOOTH
※本講義を視聴し専門医試験に合格した方の喜びの声は↓で! 2022年→ 2023年→ -------------------------------------------------------------- 本講義のレビューページはコチラ↓