a 多発性内分泌腫瘍2型の一部として現れることがある
b 予後不良である
c 分子標的薬では、レンバチニブの適応がある
d C細胞が悪性化したものである
e 画像検査で石灰化を認めることがある
正答)c e
細胞診では、核内封入体と核溝を認めるため、乳頭癌の所見である。
a 多発性内分泌腫瘍2型の一部として現れることがあるのは、髄様癌。髄様癌+褐色細胞腫+副甲状腺機能亢進症である。
b 予後不良であるのは、低分化癌や未分化癌。乳頭癌や濾胞癌などの分化癌は予後良好。
c 乳頭癌や濾胞癌=分化癌(術後放射性ヨード療法抵抗性かつ病状進行例)では、レンバチニブとソラフェニブの適応がある。
d C細胞(傍濾胞細胞)が悪性化したものは、髄様癌である。乳頭癌は、濾胞上皮細胞が悪性化したものである。
e 乳頭癌は画像検査で石灰化を認めることがある。病理でも認めるため、この所見があっても乳頭癌と診断できる。
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